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10月, 2023の投稿を表示しています

Bugbear Entertainment『レーシングゲーム「注意!!!!」』感想。

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『レーシングゲーム「注意!!!!」』をクリアしました。 日本でのパブリッシャーはコナミ。PS2版をプレイしましたが、PCを持っている方は Steamで「FLAT OUT」 と検索してください。そっちの方がアクセスしやすいと思います。 本作はかなーり昔にプレイしまして、衝撃を受けた訳です。当時としては「デストラクション・ダービー」があったとはいえ、車が壊れるのもドライバーやクラッシュダミーが飛び出すのも斬新で新鮮でした。普通のレースゲームは衝突しても壊れませんからね。これがいかに当時の自分にとって印象的だったかは、十数年経っても頭の片隅に残っているくらい。 久しぶりにプレイしまして、その片隅はしっかり成仏しました。日本での扱いはバカゲーです。ロックやパンクをBGMに車を壊しながら「アーーーーー」とか言いながらドライバー吹き飛ぶんですから、そりゃバカゲーなんです。 しかしですね。選手権モードをクリアすると分かるんですが、後半に行くほど超シビアなレースゲームだってことに気づくんです。なんてったって、一回でも「アーーーーー」すると一位取るの困難になりますから。マシンはチューニングでパワーアップしてるのに、全開走行できませんから。忘れてましたが車だけではなく、コース上のオブジェクトも壊れるし、散乱します。そのオブジェクトが壊れて散った破片になっても衝突判定持ってますから、乗り上げて吹っ飛んだりする訳です。バカゲーなノリなのに、慎重なドライビングしないと勝てなくなる。何度リトライしたかわかりません。 敵車は、親切なような鬼畜なような動きをします。自分が追う立場であれば「待っててくれてるのか?」と思うくらい追いつくのですが、自分が先頭を走ってると"気づけば後ろにいます"。これがまたレースに緊張感を与えるのですね。車重が重いマシンを運転中ならば、サイドバイサイドの時に敵車を壁際に押しやって「アーーーーー」させます。敵車ドライバーも吹っ飛びます。 シリーズはSteamで確認する限り4作出ているようで、のちにレックフェストに系譜がつながってくるんですが、案外中毒性あるんですよ。楽しかったです。 Amazon

ユナイテッド・フロント・ゲームズ「スリーピングドッグス 香港秘密警察」感想

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 「スリーピングドッグス」をクリアしました。 本作は香港を舞台にしたクライム型オープンワールドゲーム。主人公の警察官がマフィア組織に潜入捜査をするという内容。まず圧巻なのが(行ったことはないが)圧倒的な香港感!はじめてプレイアブルできるようになった時の屋台街の雑多な感じ。ザ・アジアな雰囲気は圧巻でした。 ゲーム内容は、チェイスや格闘などオーソドックスなもの。GTAシリーズに近い。ストーリー展開は王道とも言えるし、ミッションはややマンネリ化してくる。正直、自分の中でのピークは屋台街。なにせ、都会に行くと見慣れた景色ばかりになるので。ムービーには残虐表現あり。CERO:Z。PS3版をプレイしたが、PS4版やSteam版の方がアクセスはしやすい。ただ、日本語公式サポートがPS3版のみ。Steam版はMODやファイル操作により日本語字幕が出るようにできるらしい。そのあたりはSteamのレビュー欄を参考にしてください。 Amazon

タイトー「高橋尚子のマラソンしようよ!」感想

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「高橋尚子のマラソンしようよ!」の感想です。 このゲームは、どうにもタイトルが印象的。子供の頃にプレイして早々に挫折。 ゲーム実況を始めて 育成ゲーム系のリクエストがあった時に購入して眠らせていたゲームです。子供の頃の記憶から随分と難しい印象を持っていました。 ゲーム内容はマラソン選手を育て、各レースを制覇していくというもの。SSやDC時代のサカつく!に雰囲気が似ており、マラソン版サカつく!と評されてもいます。選手のほかに資金内でジムやスタジアムを改築・建築していくことで育成や運営が楽になるのもサカつく!に似ています。 プレイして驚くのはロード時間の速さです。さすがに3D描写読み込みの際には遅さを感じますが育成の時はサクサクとプレイできます。育成がめんどくさい場合はコーチおまかせでもそれなりに育ちますし、初期能力が低くても合宿を使えば、能力が育ち切るそうです(私は一人しかきっちり育ててないので曖昧表現)。 この手のゲームは初期の資金確保が大変ですが、このゲームでは運営はガバガバ。利用料を9,000円に設定しても市民は施設を利用してくれます。実質、資金に困ることはないでしょう。面倒なのは市民レースに出場して地域の特産品を獲得していくこととドリンクの合成。ドリンクの合成は初期は3個ぐらいだったと思いますが、合成数+1回のドリンク合成を行うことで合成できる成分の数が増えます。最大20個。 また、合成順序により効果にもバラツキが出るのですが、これを見つけるのが至難の業。根気よくやれば到達できますが、以下にほぼMAXの合成順序を記しておきます。 グリシン・システイン・セリン・メチオニン・アラニン・プロリン・リジン・アルギニン・イソイロシン・パリン・ロイシン・スレオニン・チロシン・トリプトファン・フェニルアラニン・ヒスチジン・アスパラギン・アスパラギン酸・グルタミン・グルタミン酸。 以上は20個合成可能時の順序となります。その他、参考になる 攻略サイトはこちらをごらんください 。 実際、プレイしているとサクサクしていて楽しいのですが、全レース制覇すると目的を失います。8年に1回のタイトーグランプリを目指すとかホームタウンで人口200万人を目指すなどのやりこみ要素はありますが、それはそれ。資金に余裕が出たら選手は2-3人に絞ったほうが管理はしやすいというのが個人的な手応え。 合宿

コードマスターズ「DiRT3 COMPLETE EDITION」感想

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「DiRT3 COMPLETE EDITION」をクリアしたので振り返ります。 レースゲームは元々好きではあったのですが、そんなにやり込むタイプではありませんでした。外で仕事をしていた時は、週に2-3回、それも10分程度遊ぶくらい。私はゲームをする時は頭の中をカラッポにするので、レースやスポーツゲームがちょうどよいのです。 そんな昔に、クラッシュすると車体が損傷するというのはかなり興味がそそられました。振り返れば「デストラクション・ダービー」などにも実装されている機能ですが、車体が損傷するというのは興奮するものです。メジャーなレースゲームは壁当たり放題ですから。 といった背景もあり、随分むかしに買ってはいたもののインストールすることなく時が過ぎた本作。1年前にインストールして数度遊びました。ただ、レースゲームはゲーム実況には向いてないし、さしてドライビングがうまい訳でもない。どう考えても良い動画にできる算段がつかないのでしばらく放置。放置している間、頭の片隅にはありましたよ。でも、どうしていいかわからなかったのです。 と、いう時にゲーム実況の方針が決まりました。とりあえず積みゲーをやっておこうと、とりあえずクリアしておこうと。そうしないと始まらないし。こういう考えが出てきたので、ひとつひとつ積みゲーを消化し始めました。それでようやく「DiRT3 CE」にもローテーションが回ってきたのです。 レースゲームは、難易度が設定されている場合を別にして、難易度やアシストを自由に設定する場合は、その設定が決まるまで難儀します。私はアシスト多めで、ステアリングアシストとレーシングライン表示は切ったように思います。難易度は2 or 3。2だと楽勝ですが、3だと1ミスで順位落としました。最終的に気分良く走るために2で固定しました。 「DiRT3 CE」はDLC込みのバージョンなので、車種もレース数も多いことは多いです。ただ、コースの種類はそこまで多くなく、早々にマンネリ化します。それでもラリーの緊張感は味わえます。ちょっとミスして電柱に突っ込んだりします。サーキットコースはコース幅も広いので雑に運転しても大丈夫。失敗したらフラッシュバック機能もありますからストレスは極力低減されるでしょう。 ネット上の評判を見るとジムカーナは不評です。ドリフトを決めながらポイントを稼いで行くのですが、

セガ「龍が如く1&2 HD」感想

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「龍が如く1&2 HD」の感想でも書きましょう。 「龍が如く」シリーズはそこそこやってまして、1と2はドハマリしていた時代。裏社会とかヤクザに興味があったんでしょうな。そういう時代でした。ヤクザは社会的にはタブーでしたし、実話ナックルズとかマッドマックスみたいな本をバイトの暇な時に読んでました。 あれから20年近くが経ち、ヤクザは規模を縮小させています。タブーという感じもしなくなってきました。ヤクザに限らず、コロナ禍でいろんなものの底が見えたような気がします。見えたのではないのです。見えたような気がするのです。それで十分気持ちは変化します。 「極」が出ているのに1&2をプレイしたのには理由がありまして、舘ひろしさんが2に声の出演をしており、時折なぜか思い出していたからです。極では白竜さんにキャストチェンジされているので、オリジナルをプレイしないとなーとなったワケです。「1&2 HD」はPS3ソフトです。2023年の今となってはアクセスしづらいかと思います。逆に極は現行機にもサブスクにも入ってますのでアクセスしやすいですね。とはいえ、PS2版と比べ、画質も上がればロード時間も短縮されているので良いのです。 龍が如くシリーズについては、一貫してバトルが好きではありません。むかしは楽しかったかもしれないですが、どうも年を取ったので面倒さが勝ちます。プレイすると神室町の空気感とかNPCの会話に時代を感じて良いです。もうすっかりメディア的にはダメになったことを言っていたりします。そうそう、ちょっと前までこんな感じだったと思います。 あの頃はもう戻ってきません。あの頃を懐かしく思いますが、いまある時点から築いていかないといけませんね。社会は変わりませんが、自分ならできることから。

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