コードマスターズ「DiRT3 COMPLETE EDITION」感想

「DiRT3 COMPLETE EDITION」をクリアしたので振り返ります。

レースゲームは元々好きではあったのですが、そんなにやり込むタイプではありませんでした。外で仕事をしていた時は、週に2-3回、それも10分程度遊ぶくらい。私はゲームをする時は頭の中をカラッポにするので、レースやスポーツゲームがちょうどよいのです。

そんな昔に、クラッシュすると車体が損傷するというのはかなり興味がそそられました。振り返れば「デストラクション・ダービー」などにも実装されている機能ですが、車体が損傷するというのは興奮するものです。メジャーなレースゲームは壁当たり放題ですから。

といった背景もあり、随分むかしに買ってはいたもののインストールすることなく時が過ぎた本作。1年前にインストールして数度遊びました。ただ、レースゲームはゲーム実況には向いてないし、さしてドライビングがうまい訳でもない。どう考えても良い動画にできる算段がつかないのでしばらく放置。放置している間、頭の片隅にはありましたよ。でも、どうしていいかわからなかったのです。

と、いう時にゲーム実況の方針が決まりました。とりあえず積みゲーをやっておこうと、とりあえずクリアしておこうと。そうしないと始まらないし。こういう考えが出てきたので、ひとつひとつ積みゲーを消化し始めました。それでようやく「DiRT3 CE」にもローテーションが回ってきたのです。

レースゲームは、難易度が設定されている場合を別にして、難易度やアシストを自由に設定する場合は、その設定が決まるまで難儀します。私はアシスト多めで、ステアリングアシストとレーシングライン表示は切ったように思います。難易度は2 or 3。2だと楽勝ですが、3だと1ミスで順位落としました。最終的に気分良く走るために2で固定しました。

「DiRT3 CE」はDLC込みのバージョンなので、車種もレース数も多いことは多いです。ただ、コースの種類はそこまで多くなく、早々にマンネリ化します。それでもラリーの緊張感は味わえます。ちょっとミスして電柱に突っ込んだりします。サーキットコースはコース幅も広いので雑に運転しても大丈夫。失敗したらフラッシュバック機能もありますからストレスは極力低減されるでしょう。

ネット上の評判を見るとジムカーナは不評です。ドリフトを決めながらポイントを稼いで行くのですが、慣れないとかなり歯がゆい気持ちになるでしょう。またタイムアタックは、初見で配置を確認するために1回目は試走。2回目以降で最適解を探す走行になります。確かに骨も心も折れます。

PC版ではありますが、私がクリアした時の実績(すべてのレースで1位をとろう)の解除率は2.8%でした。コースや展開がマンネリ化するので最後までプレイするには根気が必要なのでしょう。操作感はライト寄りなのでとっつきやすいです。ダートラリーの方が玄人向け。現在、PC版の配信は終了したのでPS3版などをお楽しみください。



このブログを検索