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養老孟司「運のつき」

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養老孟司さんの「運のつき」を読み終わった。養老さんの言説は、何かをきっかけに随分と好きになって、ちょくちょく動画や著作を見ている。公式YouTubeが開設されてからは、そんなに動画は見なくなった。講演などで一人で話している養老さんに慣れたのだろう。 「運のつき」は、2007年に文庫化されているが、内容に古さは感じない。なぜかというと、それよりも古いことや変わらないことを取り扱っているからだ。戦争や全共闘、世間や人生、日本などなど。 養老さんは自身をしつこい性格だと表するが、当人いわく疑問や引っ掛かりを覚えると随分と考えてしまうのだという。本書ではなかったと思うが数十年おんなじことを考えていたとか、ふとした瞬間に繋がったというのは聞いたような気がする。確かに考えているとトイレや風呂、散歩、寝起きのときにふと繋がる。そして腑に落ちることもある。 考えたあとに出てくることは世間の常識と少し違っている。少し違っているから読んでいて面白い。当人、世間との折り合いには随分と苦労したと書いている。苦労したんでしょうなぁ、そこは共感ができる。時折、自分と似ている部分を感じるのは、元がそうなのか影響を受けたのかはわからない。まぁ、久しぶりに本を読み切りました。 それに本書は古本でも100円程度と随分安い。なんとなくだが、養老さんと成田悠輔さんはアウトプットが似ていると感じる。

「日本のリアル 農業、漁業、林業、そして食卓を語り合う」を読んだ

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体調:ちょいやばい。メンタル:まぁまぁ。外:最近では涼しめ。 体調がちょっと良くない。というのも汗をかくと痒くなってしまう体質なので、この時期は少し気にしている。もちろん、部屋から出ずにエアコンを浴びていれば事なきを得るが、これはこれで身体に良くない気もする。なので、今日はしばらく暑さに慣れようと、じっとり汗をかきながら過ごしてみたが、どうも身体にとってはよくなかったようだ。これから下降線を辿るような気がする。 養老孟司さんの「 日本のリアル 農業、漁業、林業、そして食卓を語り合う 」を読んだ。Kindle Unlimited対象。2012年8月に刊行された。養老さんが農業、漁業、林業のスペシャリストと対談する内容。今のやり方ってここがヘンだよねー。昔はこうだったが今はああなっている。といった、養老さんのいつもの本といえば、いつもの本な内容。 農業では、農協はどうなのか?というテーマになり、漁業は森を育てる方法、林業は日本の林業はまだまだやれるといった内容だったように思う。もちろん、色々展開しているんだけど、記憶に残ってるのがそうしたところだった。 読んでて良し悪しというのは素人目からは判断がつかない。割と対比のコントラストが強い印象。あっちはここが悪い。工夫して取り組んでいるこっち側はここが理に適っている。みたいな論法になっている。このへんの判断って結構難しい。養老さんは閃きを与えてくれる作家だが、もちろん屁理屈じゃね?というところもある。対談本だと否定されることもあまりない。 「確かにそうだなぁ」「なるほど、こういう考えがあったか」「そりゃそうだけどさ」。同じことを聞いても人によってこれくらい受け止めが違うんだろうなぁと感じる。それはそれでよろしい。

勝間和代さんの「有名人になる」ということを読んだ

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体調:ぼちぼち。メンタル:まぁまぁ。外:暑い。 ローデスクに座布団敷いて書いている。実際には人をダメにするクッションに座っている。もっと言えば、人をダメにするクッションは座りが悪い時があるので、地べたの上に座ってあぐらをかいている。 久しぶりに座って足が痺れるということを体験した。スタンディングデスクの時は足が痺れることはなかったので、「そうだっだなぁ。座ると足が痺れるんだ」と新鮮に思った。足が痺れない方法を探そうと思っているが、やってない。いずれする。 さて、 勝間和代さんの "「有名人になる」ということ" を読んだ。Kindle Unlimited対象。2012年に刊行された本。 養老孟司さん と 岡田斗司夫さん の本を数冊読んだらレコメンドされた。ちょうど有名人の日常に興味を持っていたので読んでみた。 なぜ、有名人の日常に興味を持ったかといえば、自分の日常が刺激がなくてつまらんと思っていたからだ。ラジオやエッセイで色んな人をウォッチして、仕事以外でどんな時間の使い方をしているのか調べた。マンガ・ゲーム・アニメ・散歩・読書などが多い。確かに有名人だとフラッと遊びに行くこともできないだろうから、こういう趣味に落ち着くんだろうなぁ。女性だとヨガやフィットネス、ジムなどもあったが、頭に女性とつける意味があったのだろうか?ジェンダー対応というか、世間が個化に向かっているんだから、人それぞれ。性別も見た目も気にしちゃいけない。そういう言説はあるっちゃある。マイノリティを救うために大多数がちょっとずつ犠牲を払うことは世の常。ジェンダーフリーやルッキズムフリーの考え方に慣れたせいか、女性を見ても素敵とかキレイとか思わなくなった。あと、エイジズムフリーもあるか。なんでもフリーにしとくのが多様性ではないが、まぁー異性に興味が無くなってきた。長らく異性愛者だと思っては居たが、LGBTQIAのAかもしれない。もしくは年をとって自然と興味がなくなっただけかもしれない。 さて(2回目)、脱線したが話を戻そう。 勝間和代さんの "「有名人になる」ということ" を読んだ。文字通り読んだ。頭に入っているかどうかでいうとざっくりとした印象しか残ってない。1回しか読んでないから。でも全部読んだ。 ざっくりとした印象としては、勝間さんは何にも隠す気がないんだ

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