「日本のリアル 農業、漁業、林業、そして食卓を語り合う」を読んだ

体調:ちょいやばい。メンタル:まぁまぁ。外:最近では涼しめ。


体調がちょっと良くない。というのも汗をかくと痒くなってしまう体質なので、この時期は少し気にしている。もちろん、部屋から出ずにエアコンを浴びていれば事なきを得るが、これはこれで身体に良くない気もする。なので、今日はしばらく暑さに慣れようと、じっとり汗をかきながら過ごしてみたが、どうも身体にとってはよくなかったようだ。これから下降線を辿るような気がする。


日本のリアル 農業、漁業、林業、そして食卓を語り合う


養老孟司さんの「日本のリアル 農業、漁業、林業、そして食卓を語り合う」を読んだ。Kindle Unlimited対象。2012年8月に刊行された。養老さんが農業、漁業、林業のスペシャリストと対談する内容。今のやり方ってここがヘンだよねー。昔はこうだったが今はああなっている。といった、養老さんのいつもの本といえば、いつもの本な内容。


農業では、農協はどうなのか?というテーマになり、漁業は森を育てる方法、林業は日本の林業はまだまだやれるといった内容だったように思う。もちろん、色々展開しているんだけど、記憶に残ってるのがそうしたところだった。


読んでて良し悪しというのは素人目からは判断がつかない。割と対比のコントラストが強い印象。あっちはここが悪い。工夫して取り組んでいるこっち側はここが理に適っている。みたいな論法になっている。このへんの判断って結構難しい。養老さんは閃きを与えてくれる作家だが、もちろん屁理屈じゃね?というところもある。対談本だと否定されることもあまりない。


「確かにそうだなぁ」「なるほど、こういう考えがあったか」「そりゃそうだけどさ」。同じことを聞いても人によってこれくらい受け止めが違うんだろうなぁと感じる。それはそれでよろしい。

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