今週の振り返り(Forza Horizon 5・アンパッキングの感想 / バカの壁・反権力は正義ですかを読みました 2021/12/06)

記事にするほどではないが、振り返っておきたい「今週の振り返り」。

朝起きて気持ちが良かったのですが、ネットを見ている内に清々しさも無くなってきました。なるべく距離を取ることを心がけていますが、管理上みないといけない部分があり、重箱の隅をつつかれると、やはり少しはストレスが生まれます。

さて、前回の記事はだいぶ内側に寄った記事でした。今の心境は少し外側に向いてます。本を読んでいると「自分のこと」や「内側」に意識が向いているとまだまだ未熟なのだそう。これは視点のひとつでしょう。逆の言い方もできます。「自分を顧みないで、外ばかり見ている」。これも未熟でしょう。では、成熟とはなにか?そんなことを考えても仕方がありません。

ゲームでいうと「Forza Horizon 5」をクリアしました。主要ストーリーをクリア。アコレードも1200ぐらいは取ったかなと思います。車両は全体の6割から7割ほど購入。ゲーム設計的に今後も定期的なコンテンツの追加が見込まれるので、ゆるく遊んで1年ぐらいはプレイできそうです。


「Forza Horizon 5」は前評判の高いゲームでした。実際に遊んでみて、プレイ後 数時間はかなりワクワクしました。車両や景色も美しく、マップやコンテンツも広大に見えました。私は以前も書いたと思いますが、オープンワールド系ゲームはこのあたりがテンションのピークです。「マップの全体像が掴めない」「先が読めない」ときが一番楽しい。それを把握できるようになると途端と繰り返しのプレイに思えて魅力が薄れていく。「Forza Horizon 5」もそうしたゲームでした。ストーリーやレースは単調です。しかし、速度を上げることに飽きたのならば、ゆっくり走ってみることでメキシコの景色の美しさを再確認できます。車両購入時に各プレイヤーが施したデザインをダウンロードしてみるのも楽しい。車両の改造はとても簡単に設計されており、パズルを組み合わせていく要領で改造もできる。

シリーズ初プレイでしたが、説明が簡略化されている分、掘っていけば奥が深いゲームなのかもしれません。たまに30分ぐらいドライブするだけも気分転換になる。そうした遊びもできるゲームでした。現在60時間ほどプレイ。


アンパッキング」は、引っ越しの荷ほどきをテーマにしたパズルゲーム。主人公は画面上にほぼ登場しませんが、持ち物から主人公のパーソナリティを伺うことができます。俗にいう環境ストーリーテリングの手法が用いられています。子供部屋からスタートしたゲームは、引っ越しを繰り返しながら主人公が成長していく様子を映し出しています。新しく加わった持ち物。無くなってしまった持ち物。子供のころからずっと持っている持ち物。こうしたオブジェクトの重なりがパーソナリティを浮かび上がらせます。

クリアまでの所要時間は4-5時間ほど。このゲームも連続でプレイするというよりもゆっくりプレイする方が楽しいように感じます。というのもステージが変わってもやることは荷ほどきだけなので、連続でプレイすると飽きが早く来ます。私は連続でプレイして、最終ステージだけは1週間ほど時間を置いてからプレイしました。クリアを目指さないのであれば、隠されたイースターエッグ的要素を探すのも楽しいかもしれません。「特定のぬいぐるみを並べて置いた」などトロフィー要素が多く隠されています。

本でいうと「バカの壁」を読みました。遠い昔にめちゃくちゃ売れた本です。確か新書部門で日本一のセールス記録を持っていたように思います。当時は難解という評価もありましたが、いま読んでみるとそこまで難しいことはありません。養老孟司さんがいつも言っているような疑問や思想が書かれています。養老さんはYouTubeもスタートさせましたし、本を読むのが苦手なら動画を眺めていればよし。なんとなく「自然との調和」を良しとし、人間中心の考え方を否定しているように見受けられます。私も概ね賛成です。

反権力は正義ですか」は、ニッポン放送の飯田浩司アナウンサーの本。私は平日、飯田アナの番組と辛坊治郎さんのニュース解説番組を聞いてますので、そういやーと思って読んでみました。文章はとても読みやすく、テンポも良いです。少し古い本なので時事の部分はそうした影響を受けています。読み終わった感想はラジオに近い感じ。文章は「コージーアップ」のテンションだけど、思想や考え方の部分は飯田さんの個人配信「飯田TDN」に近い。飯田さんがニュース解説番組を担当してそろそろ10年と思うと感慨深い。夕方の番組から聞き始めたことを考えると自分も10年近く聞いてるのかぁ。

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