銀河英雄伝説 110話をすべて見ました

俗に言う石黒版銀河英雄伝説を110話分見ました。

銀河英雄伝説は、有名な作品ですが私の世代としては掠らない感じ。ただ、教養といいますか古典として一度くらいは見てみるかぁということで見まして、見終わりました。

銀英伝は、つまるところ声優の魅力に尽きるのかなぁという印象を持ちました。流れで外伝も1話だけ見ましたが、特にヤン・ウェンリーの捉え方には大きな差を感じ、石黒版のキャラクターデザインと声は大変な魅力なのだなと感じた次第です。

銀英伝は、多くの人物が登場し、そして多くの人物が死んでいく話なので、最初はキャラクターを覚えるのがしんどいところもありました。キルヒアイスが死んだあたりで物語は一度区切りがつき、ヤン・ウェンリーが退役したときも区切りがついたような感じを受けました。

序盤のラインハルトの出世や帝国側内部の貴族との争いは、思い起こせば政治や軍事の勉強としては魅力的な展開でした。ヤン・ウェンリーの飄々とした振る舞いや同盟側の政治の描き方なども見ていると「政治の勉強になる」作品だなぁと感じることも多かったです。

ヤン・ウェンリーが退役したあとなどは、ラインハルトもヤン・ウェンリーも序盤ほどの魅力を発揮することもなく、特にラインハルトに至っては、皇帝になってからは魅力が半減したように思います。ヒルデガルド・マリーンドルフやオーベルシュタインのアドバイスをそのまま受け入れることも多く、ゴールデンバウム期の反骨心やギラギラした様子もなりを潜め、その様子は終盤まで続きました。

フェザーンや地球教が絡むようになると、気づいたら策謀により戦争をしていたり、味方になったり、敵になったりして忙しい印象も受けました。といいますか、序盤は構えて見ていましたがこの頃になってみると銀河英雄伝説の文法にも慣れ、もはや映像というよりは音を聞いていることも多く、感じ方が変化したのかもしれません。

おそらく、もう一度最初から見直せば、感じ方も変容するとは思いますが、110話すべてを見返すのは、考えるとかなり骨が折れます。通常はアニメ1クールの12話見るのすら大変ですからね。

そうなると、銀河英雄伝説のコンテンツとしては、ノイエ版というシリーズを見るか、買っておいて積んでいる漫画版を見てもいいかなぁと思います。マンガは安かったときに買ったり、一気に内容を把握するために買うことがありますが、幼女戦記しかり銀河英雄伝説しかり、おそらくマンガの方がアニメよりも進行が遅く、その反面、内容が濃いような気もします。

おそらく、原作>マンガ>アニメの順で、内容が濃く、遅いのかもしれません。世の中はコンテンツに溢れていて、銀河英雄伝説をまた見るようになるのはだいぶ先の話でしょうが、とりあえず、見たという感想は残しておきます。



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