欲望をコントロールし、人生を取り戻す ―「ポルノ脳」読書メモ
ポルノ脳 |
---AIによるメモの要約
ポルノ依存症を克服し、生産的な時間を過ごしたい人向けの本について述べています。問題は、過激なポルノに容易にアクセスできる環境であり、性欲に振り回されるのではなく、自己の意志で性欲をコントロールすることを目指しています。ドーパミンを増やす方法として、運動、瞑想、カフェインの摂取などが効果的であり、特に運動が推奨されています。また、カフェインは少量なら問題なく、依存しても短期間で回復可能です。ポルノをやめることで得られる高揚感は、現実逃避を克服した時の感覚に似ており、代替手段として運動や瞑想などが挙げられています。最後に、ポジティブな自己暗示(アファメーション)についても言及されています。
---読書メモ
ポルノ依存症向けの本。ポルノ依存を脱して生産性のある時間を過ごしたい人向け。
自慰行為よりも過激なポルノに容易にアクセスできてしまう環境が問題。
性欲にコントロールされるのではなく、自分の意志で性欲にコントロールすることを目的にしている。
人は食事なしでも一ヶ月、水なしでも4-5日生きられる。
ドーパミンを発生させるには、運動や瞑想、糖質をとるなどの方法がある。運動は効果的。
カフェインの摂取について、依存性は低く、1日数杯であれば大丈夫。依存性が出ても1週間ほど断てば回復できる。
座禅のドーパミンレベルはSEXが100としたら、30,000~50,000。ただし、修練が必要。
ポルノを止めた状態をコンフォートゾーンに持っていくという考え方とそのメリットは、現実逃避対象をクリアした時の高揚感に似ている。
ポルノに代わるドーパミン誘導で自分ができそうなもの:カフェインをとる / 運動をする / 水風呂に入る / 瞑想する / 良い油をとる。
アファメーションに関しては、「マーフィの法則」的な雰囲気を感じる。
用語
- マズローの要求段階:人間は本能的に「生理的欲求」「安全の欲求」「社会的欲求」「承認欲求」「自己実現欲求」を持っているという説。
- クーリッジ効果:ポルノを見たとしても新しい性対象が現れると脳が再び興奮して大量のドーパミンを分泌すること。
- ドーパミン:脳内報酬系の活性化において中心的な役割を果たすホルモン。
- セロトニン:ドーパミンなどの情報を管理し、精神を安定させる役割を持つホルモン。
- オキシトシン:出産や子育てなどで放出されるホルモン。愛情ホルモンとも。
- テストステロン:男性ホルモンの代表格。男性的骨格などを形成。
- ジヒドロテストステロン:男性外生殖器の形成に必要なホルモン。ハゲの原因のひとつ。
- プロラクチン:射精する際に脳下垂体前葉から放出される興奮物質。賢者タイムの原因のひとつ。
- ホメオスタシス:恒常性維持機能。一定に保つ機能。
- コンフォートゾーン:快適な状態。
- アファメーション:自分自身にポジティブな言葉で宣言をして、理想や目標達成した状態を思い描き、言語化して繰り返し行うこと
- クンダリーニヨーガ:瞑想法のひとつ。
- ムーラーダーラ・チャクラ:チャクラのひとつ。尾てい骨の裏側から肛門の少し手前あたり。
- アジナ・チャクラ:額の中心にあるチャクラ。
人物
- カルビン・クーリッジ:第30代アメリカ合衆国大統領(1923-1929)
- アレックス・オノルド:世界的ロッククライマー
- アインシュタイン:理論物理学者
紹介されている書籍
- 橘玲「現代ビジネス」寄稿文
- JAMA Psychiatry(サイキアトリ)2014年:医学誌
- アンナ・レンブケ「ドーパミン中毒」
- 孫真人「千金方」
- 苫米地英人(書籍を何冊かとある)
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