理想よりもまず『メシ』! ― 安宅和人×糸井重里の対談が教える現実的で少し気が楽になる生き方」
「【『イシューからはじめよ』データサイエンティストの生き方の授業】若手と仕事する理由/大きすぎる問題は忘れろ/無人島で生きられるように育てられた/やりたいことより食べること/安宅和人×糸井重里」を見た(タイトル長いw)。
安宅さんは、以前見た対談動画であまりしっくりは来ず、ちょっと苦手なタイプだったのだが、今回の糸井重里さんとの対談は楽しかった。
内容としては身体性とか夢は身近なものにしようとか、理想を追いかけるよりメシが食えるようになってから考えろといったところ。
特に「メシを食えるようになるのが先決」というのが印象に残っている。メシが食えるようなってから、やりたいことを見つけたりやったり、理想を追い求めれば良い。
メシが食えるようになるというのは、世間的な言葉をいえば「メシが食える程度は仕事をする」ということだ。今の時代、病気の人は生活保護や各種助成でも構わないと思う。そうすると案外、多くの人はすでに「メシが食える」状態とも云える。
つまり言い換えると、今の状態を誇りに思うことができる。これを土台にすると、ずいぶん気持ちは楽になるんじゃなかろうか?