自民総裁選と立民代表選の雑感
自民総裁選と立民代表選を報道で見ていて、なんか自民が危ういなーと感じるようになりました。
理由としては、自民総裁選は候補者同士がバチバチ刺し合っている印象が強く、総裁選終わってもまとまるんかいや?と不安に思うからです。もうひとつは、やたら世界をリードする日本とか経済とか金の話ばっかりでうんざりしている側面もあります。
個人的には世界をリードするというフェーズはもう終わっていて、どの国もいままでの成長で不要になったものをスクラップする時期に入っているような気がするのですよ。一旦、古くなったものを壊しましょうって感じ。
もうすでに壊したものは、作り直しましょうって感じ。それなのに経済で世界をリードするとか言いたいことは分かるのですが、欧米が日本のリードを許すわけがないじゃないですか?なんかその辺りが、どうもしっくりこなかった訳です。無駄に候補者も多いし。
立民は、吉田さんが出たおかげで、まだ見てられるという印象だったのですが、自民と比較すると大同小異な感じがするので、まとまりに関しては報道を見るに不安はないんですね。野田さんが代表になるか枝野さんがなるかで、左右のどちらが中心になるかは大きく変わりますけど、野田さんが代表になったら、多くのゆるい保守層や自民層が立民支持にまわるような気もしています。
自民は派閥がなくなったから自由で素晴らしいと言ってますが、これだけゴチャっとすると派閥あってもいいからまとめてくれよという気分にもなる訳です。
個人的には今回の総裁選で選ばれた人は短命なのでは?と思います。たぶん、衆院選で単独過半数割れするんじゃないかな?特に立民の代表が野田さんになったら。