進撃の巨人
「進撃の巨人」のアニメを60話まで見た。アニメを見る前は哲学や神学的な要素が強いのかなと思っていたが、そういう訳でもなかった。案外にストーリーは分かりやすく、見やすかった。
ここからは多少ネタバレ要素があるかもしれないので楽しみたい方は留意いただきたい。
キャラがバタバタ死んではいくのだが、たまたま最近ガンダムを見ていたおかげかあまりショックではなかった。時折、グロテスクな表現が挿入されるのだが、こうした表現がエンターテイメントの世界ではOKになってるんだなぁと思った。そういうシーンは印象に残っている。
それでふと疑問に思ったのが、この作品が流行したということ。なんで流行したんだろう?それがピンと来なかった。リアルタイムに視聴している場合は考察や期待感から思いが熟成されるので気持ちが強くなるのは分かる(1週間が待ち遠しいみたいな)。一気見してると、何がそこまでの衝動を生んだのかが掴めなかった。
私自身は冒頭のエレンのお母さんのセリフが印象に残る。「最後くらい言うことを聞いて」という内容。その後、悲惨な過去も披露されるのだが、60話くらいからはルーツの話に展開したので、ここまでの内容が一気に印象が薄くなった。これからどういう展開が待っているのか楽しみだ。