「Trek to Yomi 黄泉への旅路(PC)」プレイ後の感想

体調:まぁ良し。メンタル:悪くない。外:暑さに陰り。


「Trek to Yomi 黄泉への旅路」の感想を書こう。プレイ後の感想は気持ちが乗っていないと書けないのだが、できれば毎日書きたいのコーナーは「あ」でもいいから更新すれば勝ちなので気軽。これを融合させて、気軽にプレイ後の感想を書く。



「Trek to Yomi 黄泉への旅路」は、モノクロ調で展開する剣戟アクションゲーム。ゲーマーにとって分かりやすい例は「ゴーストオブツシマ」の黒澤モード。本作の最大の特徴が、このモノクロ調のビジュアルといってよい。


初めて知ったのは何であったか?リリース前にステート・オブ・プレイだったか、その類の新作紹介で見たのが最初だったように思う。そしてGamePassに入ったものだから、さっそくプレイした訳だ。クリアまでに要した時間は3-4時間程度。難易度はやや高めで、すぐ死ぬ。


難易度を低くすることで、アクションゲームが苦手な私はなんとかプレイすることができた。本作を一言で言えば「カメラワークが素晴らしい」。これに限る。ゲームプレイには映画さながらのカットが用意されている。


FPSは、60/30/24が設定できたと思うが、60FPSにすると自キャラがヌルヌル動く。背景の対比で見ると浮いてしまうので、24FPSにするのがオススメ。少しカクカクした動きが、モノクロ映画の雰囲気を醸成し、没入感を上げてくる。


肝心の剣戟は単調といっていい。慣れるまでは四苦八苦するが、慣れてしまえば敵のパターンも限られるので、その頃には淡々とプレイするようになる。ストーリーに関しても私は特に印象に残らなかった。日本語ローカライズと声優陣が豪華で、大塚明夫さんがボスの声を担当している。


ストーリーの印象が残らなかった理由は明白で、プレイヤーに世界観を浸透させるための準備の時間が少なかったからだと思う。ジャンプをする前の踏み込みが浅いのだ。本作は野武士・野盗に村を襲撃され、それを成敗するところからスタートするが、村が平和だった頃をプレイヤーが体験する時間が短いので、スタートしたストーリーがひたすらに大味になってしまった。愛・正義・復讐は分かりやすいテーマだが、置いてけぼり感があり、キャラに感情移入する間はない。剣戟をサクサク進めることに多くの時間を要するが、単調なので、もったいない感じがした。


ただ、カメラワークは秀逸だ。

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