岸田政権の支持率の正体を考える

体調:まぁまぁ。メンタル:まぁまぁ。外:暑くなりそう。

「岸田文雄政権の支持率が48%」という記事が載った。高い支持率だったが前回比でだいぶ下がった。内閣支持率調査がいかに高齢者を対象にしているのか分かる結果だったと思う。

岸田政権の支持率は報道機関調査では高いものの、投資家やネット巷間で岸田政権を支持している声を見ることがない。なぜ、これだけ支持率が高いのかを考えたとき、私のなかで腑に落ちたのは「岸田首相は、体力があり、穏やか」という一点だろうなぁと思う。

政策や発信力ではピンと来ない岸田政権の強みは、精力的に活動している岸田首相が、どこに言っても穏やかに映っているということだ。国会でも、海外に行っても、地方演説でも映る時は疲れを見せない。これは安倍政権と菅政権と比較しても大きく違う特徴。前ふたつの政権は、政策を推し進めるが穏やかとは言い難く、表情も硬かった。岸田政権は政策はまるでピンと来ないが、穏やかではある。

そんな岸田政権の支持率が急落した要因に「物価高」が上げられる。首相は、先進諸国と比べると日本の物価上昇は穏やかだと説明するが、よそはよそ、うちはうちで判断すれば、その説明は響かない。

とも、高齢者と話すと、お金は別に稼がなくても良いが今持っている資産が減るのは嫌だという声を耳にする。「物価高」はこの感覚に直撃した。テレビ番組では物価高のニュースは連日やっているし、NHKだってコロナ禍から不安を煽る報道しかしない。情報源が限られた場合、いくら首相が「これでもまだマシですよ」と言ったとしても、そんなの関係ねぇ。過去と比べて高くなってるじゃねぇかと。その為の対策なにしたの?石油元売に補助金?癒着じゃね?みたいな話になっちゃうのである。一例だが。

内閣支持率が50%割ったのは自民党にも政権にも衝撃だろうから、すぐにお金配りそうな気がする。選挙対策なんだけど「生活困窮者に~」とか「物価高で疲弊している国民に~」なんて言いつつ、5000円か行って2万円相当のなにかを配るのではないだろうか?


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