腸内環境が整っているかの判断基準

体調:やや良し。メンタル:悪くない。外:穏やか。


心理的な体調は良いのだが、実態としては腸内環境が乱れているように感じる。私はアトピーで体調が悪化して、何ヶ月かを寝込み、体重を20キロ近く落としたことがある。アトピーは根治療法が確立されてなく、症状が出たらそれを緩和させる対症療法でしのぐ必要があるが、当時の私は「あー、これは病院に行ってもダメだろうなー」と思い、病院には行かずに自然治癒で症状を落ち着かせた。いま思えば、その時に効いたのが腸内環境を整えることとストレスを極力無くすことだった。


私が寝込んだ時の症状はかなり重い。皮膚は剥がれ、シャツやシーツは体液でビシャビシャになる。起きると背中にシャツが引っ付いて剥がすのも痛い。シャツを剥がそうとすると皮膚も剥がれる。たぶん、火傷の症状に近いのかもしれない。皮膚はそれこそ日焼け終わりのように部屋中に散乱している。水分を取っても背中や皮膚からすぐに抜けていく感覚。身体の内面はうだるように暑いのに皮膚の部分は恐ろしく寒くて頭の中が混乱する感じ。皮膚がガサガサになって動けないし、それが顔にまで及ぶ。ガサガサの皮膚は動かすと痛みが生じるので口を動かせない。口を動かせないから食べ物は食べられない。一日に数度、痛みに耐えられる調子が良い時が来るので、這いつくばって、トイレやシャワーに入った。シャワーを浴びると少し楽になる。あの時は少し熱めの湯を浴びると心地よかったような気がする。シャワーを上がったら、すぐに着替えて布団に入る。なんとなく布団に入らないと乾燥してきつくなる気がしていた。布団に入ってもきついのは変わらないが、多少マシなのでは?と思っていたように思う。


私の場合、原因はストレスが強かったなぁと回顧しているが、それでも当時は原因や対応が分からず、いろんなことを試した。本もそこそこ読んだし、実践もした。そこで良かったと思うのが腸内環境を整えること。あとは食べ物を選別することだ。


食べ物の選別は分かりやすい。加工食品を取ることをやめて、なるべく素材に近い食品を食べた。分かりやすい例が、カップラーメンやポテトチップスを食べずに、ご飯や魚を食べるといったものだろう。加工食品は調理が必要ないので食べるのが楽。反面、素材に近い食品は調理が必要だ。味は調味料の類ならそこまで気をつける必要はないと思うが、当時の私は原理主義になっていたような気もする。なにもかけないサラダや味をつけない魚や肉も気づけば平気で食べられるようになっていた。


腸内環境を整えるのは言葉では簡単だ。ただ、実践すると飽きる。食べるものは、ヤクルトなどの乳製品、漬物、ヨーグルトなどが一般的には買いやすい。あとは食物繊維を摂ると良い。食物繊維は腸内細菌のエサになるので、意識して摂ることが大事なのだそうだ。


補足すると、腸内細菌はエサとなる食物繊維等が無くなると、腸壁をバリバリと食うらしい。腸壁に穴が空いた状態をリーキーガットと呼び、リーキーガットになると腸内にある食べ物の毒などが上手く処理されずに体内を回ることになり、炎症が強くなるというのだ。なので、食物繊維は意識して摂ると良い。粉末なども売られており、白湯やコーヒーに溶かしたり、味噌汁に入れても良いかもしれない。


ちなみに私の腸内環境が整っているかどうかの判断基準は便通である。最高の状態はスルッと出て、拭いてもつかない。これが最高。あとは形が良く、トイレに落ちた時に浮いていれば良い。沈んでいると体内で発生したガスを便が閉じ込めていないなぁと思う。良くないのは形が崩れている便。この状態になったら危険だと思う。食物繊維を意識して摂るか発酵食品を摂取するなどして、対応した方が良い。


発酵食品は、個人的にはなんでも良いと思うが体質により、合う合わないがあるらしい。また、同じものよりもいろんな種類を取り込んだ方が良いらしく。その辺りは個々人での試行錯誤が必要。分かりやすいのは、ヨーグルトにしろ、漬物などにしろ、自分の体質に合うものをベースにして、時折、食べたことのない種類を試してみるのが良いかもしれない。そうすると変化に気づきやすいだろう。


ということで、レンダリングの合間になぜか腸内環境の話をしたが、このブログでは割りと軽い気持ちで書いているので、ご注意いただきたい。健康は人それぞれであるから、何が正しい正しくないは大衆の中には存在しない。試行錯誤して体調が良くなるもの悪くなるものを把握するのが大事だと思う。

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