ベーシックインカムの着地って 経済を回す層の形成では?とふと思った

体調:よし。メンタル:よし。外:穏やか。


ベーシックインカムについて、思いついたことを書いておこうと思う。ベーシックインカムは既存の社会保障を財源に、国や自治体が国民や住民に最低限生活に必要な資金を給付するという政策。もしくは政策提言のこと。詳しい定義は探していただくとして、ここでは省略する(私も詳しい訳ではないw)。


ベーシックインカムの議論はインターネットでも度々起こっているが、どうにも実現する様子はない。というか実現しないのだろうと思った。ベーシックインカムの行き先は、最低限生活に必要な資金の給付ではなく、景気刺激策としての振興券の配布なのだろうと、ふとした時に思った。


たぶん、自治体か大企業が景気を刺激するために配るのだろうと。いまの世の中を見ると、特に必要なものも欲しい物もない。お金を使わないと経済は回らないが、使う理由がないほどに満たされている。満たされていて刺激がないから、満たされないように感じ、働いていても…、生きていても無駄なのではないか?と疑問を持つくらい満たされている。


資本主義社会において、成長することは大事なのだが、成長に必要なきっかけ(製品やサービス)は乏しく、その燃料(消費)は空転しているなぁと思う。そうなると、消費を刺激するために利用期限を決めた振興券を配るような感じになるんだろうなぁというのが腑に落ちた。


企業ならばクーポン券といった形ですでに少額ながら配布している。それが、もう少し高額になるイメージ。自治体ならひとつきに2万円ほど利用期限が3ヶ月の振興券を配るといった形。どうにかして経済を回してくれる人を育てる。経済を回してくれる一定層を形成するというところで、こうした形に落ち着くのでは?と思い立ったのだった。


経済って止まると終わりなんだけど、利益がなくても回っているときは延命できるものなので、一定の経済を回す層の形成は誰かが考えそう。もちろん、これは世界が平和であることが前提。

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