今週の振り返り(VRコミュニケーション・2021/10/30)

記事にするほどではないが、振り返っておきたい「今週の振り返り」。

明日は昼にサッカー、夜に選挙特番がありますので土曜日の夕方にこの記事を書いています。昨晩(といっても朝4時ですが)は、久しぶりにお酒を飲みました。お酒を飲みながらいろんな音楽を聞いたり、ツイッターに投稿したり、ブログを書いたりして楽しみました。ツイッターの投稿とブログの下書きは寝る前に消しました。お酒を飲むと全能感とポジティブさが出るのですが、その一瞬を楽しんでいるんだなと思ったのです。一瞬を一瞬にするために消しました。

しかし、残骸くらいは残してやろうとふと思いましたので、少しニュアンスを変えて掘り起こします。まず、「本音なんか書けないというのが、本音だよね」という投稿をツイッターにしたように記憶しています。ネット上に本音を残すというのは、もうできないんだろうなと。そんなことを思ったのでしょう。

Facebookが社名を変更したことにも触れていました。「メタバース」というのはまだしっくり来ないのですが、VRを介したコミュニケーションはインターネットの次として最有力なんだろうなという確信があります。これが定着するかは分かりませんが、一足早い人たちが楽しんでいる状況を鑑みると、これまでのネットとしては正しい盛り上がりをしているように感じています。

ネットでずっと稼いできた人。特に個人は段々稼げなくなってきました。あえて分かりやすく区別しますが、リアルの人たちがネットに入ってきたので、そちらがとても魅力的なのです(私の実感としてリアルもネットももう区別は無いんですが、わかりやすさの為に区別しています)。そして、どうやってお金を稼ぐか?という相談を受けることもあります。それまでは、「次に来るのはVRコミュニケーションなんだろうけども、個人が稼ぐ方法は思いつかないなぁ」というのが私の回答でした。ウェブサイトやブログ、動画のような形での収益の確保が次世代でも用意されているのか?と思うと調査不足もあり、検討がつかなかったのです。

そんなことを思っている時に今週気づいたのは、「いままでネットにいた人は、リアルに進出した方がバリューが出るのではないか?」ということです。リアルの人がネットに来たの逆として、ネットの人がリアルに行くということです。

VRコミュニケーションが仮にスマホの普及並みに浸透したと仮定した時、そこのあるのはリアルを強化した見た目とコミュニケーションになるだろうなと想像がつきます。例をあげれば、各々がVtuberのような見た目で仮想空間を歩き回り、リアルコミュニケーションのような表情や仕草で会うことができるようになるのだろうなと。その先を考えた時、リアルにコミットして生身の自分自身を強化するということが1周回って必要だろうなと思いつきました。

ネットは「知」で発展してきた経緯がありますが「知」の発展には限界がある。というのが昨今の見立てです。多くの情報発信者は、動画と文字媒体の閲覧数、そして書籍などの売上などを評価した時に「知」の発展の限界を仮定しています。「分かりやすいものは見られる・読まれる」「書籍はオブジェとして売れる(飾っておくことができる)」。しかし、電子書籍は売れない。内容を理解できる人も思ったより少ない。長文が読める人、接続詞を介した文章を理解できる人が「分かりやすいコンテンツと比較して少ない」というデータがあるというのです。

「知」の分野には商業としての限界が見えた訳です。逆に普遍的なことは何かな?と考えた時に私が思いついたのが「体力をつける」ことでした。体力があれば色んなことがしやすいだろうと。単純にするとそういったことです。体力をつける、筋力をつける、見た目をシャープにするというのは「メタバース」が普及した時の、仮想空間での自身のアバターとの乖離を防ぐことにつながるのではないか?そこに価値が生まれるのではないか?アバターと生身のギャップを埋めることで、精神が安定するのではないか?などと考えました。

ということで、私は10月からよく歩くようになりまして、今月は20万歩強でした。散歩アプリのランキングを見るとよく分かるのは、歩く人は1日3万歩程度歩くということ。1日1万歩歩く人は全体では少数派で、一番厚い層は3000から5000歩ぐらいかなと思います。5000歩は1時間弱歩いた時に出る歩数で、このあたりは確かにとっつきやすいですね。1万歩は概ね2時間掛かりますから工夫しないと時間作れないですし。

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