今週の振り返り(ネット活動活発化、ドリームキャストの思い出、読んだ本・2021/03/08)

 

記事にするほどまとまってないけれど、メモとして残しておきたい「今週の振り返り」。


Video Genome Materials」をしゃべりすぎGAMERから発見して、読む。このブログを読んだことが今週は大きく影響し、ネットの活動が活発化してしまった。感銘を受けた部分は「昔のブログらしさ」。インターネットを始めた10代のころ。みんなが面白がってウェブサイトを作ってた日を思い出してしまった。Adsenseもなく、思い思いに文章を書き、簡単なHTMLでアップロードされたサイトは、今となっては良い思い出。昨今は、広告収入を意識したレイアウトのサイトやブログが当たり前になった。しかし、「Video Genome Materials」はそうした部分は一切気にしていない様子が伺えて、「あぁ、いまもこういうスタイルで文章を書いてもいいんだ」「なにか新鮮だなぁ」と思うと、常識がハズレた気持ちになって心地よかった。


「Video Genome Materials」から派生して心に響いたのは、Archipelが制作している「A Dream Cast」である。プレステよりもサターン・ドリームキャスト派だった私は、ドリームキャストの思い出が語られているだけで、心に響くものがあった。それを語っているのが当時のクリエイター。ドリームキャストの登場からゲーム開発・ドリームキャストの終焉とその分析が語られている。一度、通しで見てはみたのだが、もう一度見直したいところ。Part1がドリキャスの登場と開発、Part2が終焉という感じ。このチャンネルはクリエイターへのインタビュー動画が多く、雰囲気もとても良い。




本はそれなりに読んだ。養老孟司さんの「半分生きて、半分死んでいる」上田晋也さんの「経験」篠田桃紅さんの「103歳になってわかったこと」。読み終えた直後の感想は、I98Sというチャンネルにアップしてます。ほんとは、ピヌサンと関連付けるつもりはなかったけど、まー良いかなと思ったので記しておきます。


篠田桃紅さんについては、「103歳~」で初めて知り、読みはじめの段階ではご存命でしたが、読み終えて検索すると訃報が届いており、悲しくなりました。本を通じた一瞬で一方的な関係性でしたが、どうしたものか知り合いが亡くなったような気持ちを持ちました。


このところ、「死」に関する本や高齢者のエッセイに興味を持っています。派生して中高年でもシンプルな生活をしている人のエッセイ本は数冊購入しました。高齢者には大変な魅力を感じる訳です。それは言葉の選択や話し方です。言葉に無駄なものがなく、話し方も力が抜けている感じが心地よいと気づいたのです。比較してもしょうがありませんが、若いとムダが多く、中高年だと盛りや装飾が多いのかな?と。仕草も含めてですが、テレビや動画で意識して見てみてもそのように感じたので、いまの私はそう捉えている訳です。


そういえば、ネットの使い方が去年以前と比べて活発化しました。ツイッターでは、一過性のことや内容の無いことを投稿しています。このブログでは、長文になることを記しています。YouTubeのゲーム実況は相変わらずゲームをしてますし、I98Sは「声のブログ」をイメージしましたが、ここ2週間は本の感想を言うチャンネルになりました。


ひところと比べて、インターネット上のただの個人の価値が下がったことが大きい理由かもしれません。芸能人や有名人の発言は惹きがありますが、属性の見えない個人は、ひところと比べて惹きが無くなりました。つまるところ、誰にも見られない訳です。誰にも見られないというのは居心地が良いのです。ツイッターもYouTubeもブログもメディアとしてはピークを超えました。誰にも見られないから、逆に使っていこうと思った訳です。これらのメディアは、アクセスを得ることが成功とみなされ、そうでなければ失敗です。つまり、失敗しているところは誰にも見られないと思うと気楽なものなのです。


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